底辺からの便り

底辺の、底辺による、底辺のための法律家になります

秒読開始

きょうは予備試験の論文試験2日目、最終日です。

空しいですが、試験は受けられませんでした。
ただ、短答試験の合格発表までは受かっていると思い込んでいました(いや、自分に思い込ませていました)。自身の書いた答案を試験委員の先生に評価してもらいたかったからです。しかし悔しいですが、夢想に終わりました。

いずれにしても、今年の本試験問題はガチの答案を自主練がてら作成します(10月中旬予定)いまの実力でどれだけ書けるのか試します。本試験の問題に丸腰で対峙したとき、どれだけ太刀打ちできるのか?自身の実力と合格答案との距離を測り、適切な対処法を検討・実行するためです。

そして最終合格へ向け自分への喝いれのため、論文試験への「秒読み開始」を始めます。この時期に秒読みはさすがに勇み足ですが、あえてのことです。約1年後に論文試験本試験を迎えます。あっという間です。論文受験生はこの2日間、本試験会場でかなり成長された方も中にはいらっしゃると思います。ぼーっとしていたら論文組に取り残されます。気持ちで負けないように前向きに、自分を追い込みたいと思います。



さて、今更ながらなのですがやっと短答試験の成績通知書が届きました。

以前の記事に書いた通りの合計点数でした。
短答対策で、やるべきことは決まっています。法律科目だけで合格最低点を取れるようになることが目標です。自己分析はできています。いまは論文を意識した短答対策をすることと、苦手科目をつぶすことが最優先と考えています。

一般教養対策は特にしない。あえてするならば、興味のあるジャンルを暇つぶし程度に眺めることです。一般教養は、ぼくにとっては水物です。昨年は36点、今年は15点と浮き沈みが相当激しい科目です。
昨年は「一般教養の神様」?に拾われギリ短答試験に受かることができましたが、今年は一般教養が(形式的には)足を引っ張り、不合格でした。

しかし敗因は、間違いなく法律科目にあったと分析します。偶然かもしれませんが、憲法・刑訴法の1問目で信じられないケアレスミスが発生していました。試験現場では、科目の変わり目に意識的な思考のリセット、自分なりの方法論を確立する必要があると感じました。これはテクニック面での心がけですが、それ以上に法律面での基礎的な理解・知識を正確に固めることが何より重要と考えています。

いまは法律学習を淡々と「継続」することが大切だと思っています。



選択科目については、「経済法」を選択しようと思っていますが、次の記事に書きたいと思います。