底辺からの便り

底辺の、底辺による、底辺のための法律家になります

記録指針参

毎月恒例となりつつある学習進捗状況をまとめておきます。
予定どおり?、8月も予定どおりには、こなせませんでした。


8月の学習結果は、憲法は人権分野の途中まで(表現の自由まで終了)、民法は総則・物権総論終了、民訴法は証拠法以下最後まで終了、行政法は行訴法、国賠・損失補償まで終了しました。後半に追い込んだため、思ったよりも進みました。


各科目の具体的な進捗は、下記のとおりです。


まず憲法ですが、自分の中では優先順位が低いため後回しになってしまいました。
予定と異なり人権全体を終了させることはできませんでした。3週間くらい目を通さない期間もありましたが、されど3週間とはいえ憲法感覚がかなり鈍っていました。
憲法に限らず、試験直前期は全科目まんべんなく目を通し、各科目の法感覚を忘れないようにしなければなりませんね。
9月は絶対、人権を終了させます。

8月は民法総論・物権法(担保物権除く)を学習しました。
総論・物権法は比較的苦手意識が低い単元でしたが、総論で意外と理解不足が目につきました。「意思表示」「代理」は、わかったつもりに陥っていました。「時効」は法改正についていけてませんでした。なので、これらの単元を9月に徹底復習します。
加えて9月は担保物権をつぶします。

民訴法は証拠法以下最後まで回し切りましたが、難解な論理が多く消化不良は否めません。
ただ、「証拠法」は要件事実的な発想で学習をしているのですが、理解が進んできた気もします。が「既判力の主観的範囲」「多数当事者訴訟(特に途中から当事者が複数になる場合)」は、相変わらずぼくにとっては論理が難解すぎ、何度回しても理解が追いつきません。この単元も9月に腰をすえて復習をします。

行政法は、民訴法との比較の視点(原告適格vs当事者適格など)をもって行訴法全般を学習出来た気がします、たぶん...
国家補償法は民法不法行為)・憲法(財産権)とパラレルに学習しました。
「訴訟の選択」が最も難解でした。理解を深めるためには問題演習が手っ取り早いかもしれません。が基本部分として「無効等確認訴訟」と「当事者訴訟」について「もんじゅ事件」等の復習の徹底が必要です。
「処分性」と「原告適格」はお約束として、しつこいくらい繰り返す予定です。
加えて9月は残りの行政法総論・行審法等をつぶします。


というわけで、9月は最低でも下記をこなします。
憲法は人権を最後まで終了。
民法担保物権まで終了。
行政法は総論・行審法まで終了。

あと手を付けていなかった、刑法総論・刑訴法の捜査法・会社法を終了させます。
この3科目の中で最も優先順位が高いのは、会社法です。短答論文ともに全く結果が残せていないからですが、とくに会社法は必ず一周やり切ります。
以上で7科目の主要単元を一周することになります。


1stタームの総決算である「2021年予備試験論文問題」とのガチンコ対決を10月に敢行します。
9月はそれに向け「淡々」とではなく「ギア・セカンド」な日々を過ごします。